INTEGRATED REPORT 2024
CHAPTER 3
Strategy of TC Transformation
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INTEGRATED REPORT 2024

Introduction OPEN
CHAPTER 1 CEO Message OPEN
CHAPTER 2 Overview OPEN
CHAPTER 3 Strategy of TC Transformation OPEN
CHAPTER 4 Sustainability Management OPEN
CHAPTER 5 Engagement OPEN
CHAPTER 6 Governance OPEN
CHAPTER 7 Segment Information OPEN
CHAPTER 8 Risk Management OPEN
CHAPTER 9 Data Section OPEN

GX:カーボンニュートラル関連事業の推進

Strategy of TC
Transformation

TCX実現へ向けたTransformationの一つとして、当社グループのカーボンニュートラルの達成と社会のカーボンニュートラルニーズに貢献する環境ビジネスの創出を目指します。

東京センチュリーグループのGX戦略

  • ESGの推進:社会課題解決
  • 稼ぐ力:成長戦略

GHG(温室効果ガス)排出量削減など気候変動リスクへの対応

  • POINT 01

気候変動への取り組みの意義

当社グループは、経営理念に掲げている「環境に配慮した循環型経済社会の実現」に向けて、気候変動への対応を重要な成長機会として認識し、全社一体となって取り組みを推進しています。「脱炭素社会への貢献」を当社のマテリアリティの一つとして設定しており、社会課題の解決と当社の持続的な成長・企業価値向上を同時に実現していきます。

当社グループのGHG排出量と削減目標
Scope1~2:排出量の削減に向けた取り組み事例
自社の直接排出・エネルギー起源の間接排出

直接排出は、社用車(ガソリン車)を段階的にEVなどの電動車へシフトし、ガスの電力への転換や高効率・省エネ機器への入れ替え、再生可能エネルギーを活用しているビルへの移転による削減を計画しています。間接排出は、グリーン電力への調達切り替えや非化石証書購入による実質再生可能エネルギー化を目指します。

Scope3:排出量の削減に向けた取り組み事例
航空機事業:燃費効率の高い次世代機体の導入

航空機リース子会社のACGをはじめ、燃費効率の高い次世代機の積極的な導入によるGHG排出量削減を進めています。特に主力機であるエアバスのA320neoシリーズは、従来機に比べて約20%のGHG排出量削減効果があり、環境に配慮した航空機の保有比率を高めることで排出量の削減を推進します。また、航空業界の排出量削減を進める上で、燃料をSAFへ代替していくことは喫緊の課題であり、当社としても新たなビジネスチャンスと捉え、取り組みを検討しています。

  • Sustainable Aviation Fuel
オート・レンタカー事業:EV車両の取り扱い強化・EVバッテリービジネスへの参入
  • 「EV100」を宣言しているNTTグループへのEV提供など、顧客に対するEV導入推進
  • EVタクシー、EVバス、電動マイクロモビリティの取り扱い開始
  • EV関連サービス提供に向けたバリューチェーンの強化
不動産事業:再生可能エネルギーの導入
  • 再生可能エネルギー由来の電力の導入
  • 所有物件における太陽光パネルの設置

環境関連事業・サービスの拡大など成長機会の捕捉

  • POINT 02

ロードマップ

成長加速に向けて、当社グループの強みを活かした「独自のパートナー戦略」、「事業領域の拡大・事業分野間連携の強化」に注力することで成長加速を目指します。

カーボンニュートラルニーズに応える事業拡大(実行体制)

環境関連ビジネスは各事業分野共通の取り組みテーマであり、高まる社会のニーズに応え、より成長スピードを加速させるため全社横断のGXタスクフォースを設け、カーボンニュートラル社会の実現へ向けて推進しています。

パートナーとの協業による環境ビジネスの取り組みイメージ

社会のカーボンニュートラルニーズに応えるべく、エネルギーバリューチェーンのそれぞれの場面において、有力パートナーとの協業を中心に積極的な取り組みを推進しています。

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