最新決算の概要
当期の経営成績および財政状況
2026年3月期第1四半期連結累計期間の売上高は前年同期比133億円(4.0%)増加し3,476億円、売上総利益は、国際事業での増益を主因に前年同期比50億円(7.0%)増加し772億円となりました。
販売費及び一般管理費は、前年同期比42億円(11.1%)増加し419億円となりました。主な要因は、国際事業の人件費および物件費の増加であります。
営業外損益は前年同期比18億円(47.2%)減少し20億円の利益となりました。主な要因は、持分法投資利益の減少であります。
これらにより、経常利益は前年同期比9億円(2.4%)減少し373億円となりました。
また、特別損益は投資有価証券評価損等の計上により1億円の損失、法人税等は前年同期比2億円(1.8%)減少し113億円、非支配株主に帰属する四半期純利益は前年同期比2億円(4.3%)増加し38億円となりました。
この結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比9億円(4.0%)減少し221億円となりました。
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前期末比759億円(1.1%)減少し6兆7,870億円、セグメント資産は前期末比898億円(1.5%)減少し5兆9,700億円となりました。
負債合計は、前期末比267億円(0.5%)減少し5兆6,593億円、有利子負債は、前期末比746億円(1.5%)増加し4兆9,872億円となりました。
純資産合計は、前期末比492億円(4.2%)減少し1兆1,277億円となりました。主な要因は、利益剰余金が59億円増加しておりますが、円高により為替換算調整勘定が541億円減少したことであります。
この結果、自己資本比率は前期末に比べ0.5ポイント低下し14.5%となりました。
詳しくはIRライブラリーをご覧ください。
セグメント別業績の概況
国内リース事業
売上高は前年同期比37億円(3.2%)増加し1,174億円、セグメント利益は7億円(11.2%)増加し68億円となりました。主な増益要因は、パートナーとの共同投資事業の取込利益増加であります。セグメント資産残高は前期末比78億円(0.6%)減少し1兆2,672億円となりました。
オートモビリティ事業
売上高は前年同期比33億円(4.2%)増加し827億円、セグメント利益は3億円(4.9%)増加し63億円となりました。主な増益要因は、レンタカー事業におけるインバウンド売上増加等による貸渡単価の向上であります。セグメント資産残高は前期末比29億円(0.6%)増加し5,037億円となりました。
スペシャルティ事業
売上高は前年同期比32億円(4.1%)増加し807億円、セグメント利益は33億円(29.0%)減少し80億円となりました。主な減益要因は、前年同期に計上した航空機事業の一過性利益の反動減であります。セグメント資産残高は為替変動を主因に前期末比432億円(1.5%)減少し2兆9,297億円となりました。
国際事業
売上高は前年同期比54億円(11.2%)増加し534億円、セグメント利益は17億円(80.2%)増加し38億円となりました。主な増益要因は、営業投資有価証券売却益の増加であります。セグメント資産残高は為替変動を主因に前期末比405億円(4.1%)減少し9,368億円となりました。
環境インフラ事業
売上高は前年同期比22億円(14.1%)減少し132億円、セグメント利益は2億円(88.4%)増加し5億円となりました。主な増益要因は、バイオマス混焼発電事業の業績改善による増益であります。セグメント資産残高は前期末比7億円(0.3%)増加し2,859億円となりました。