最新決算の概要
当期の経営成績および財政状況
2025年3月期第3四半期連結累計期間の売上高は前年同期比85億円(0.8%)増加し1兆118億円、売上総利益はスペシャルティ事業および国際事業での増益を主因に前年同期比179億円(9.4%)増加し2,085億円となりました。
販売費及び一般管理費は、前年同期比93億円(8.6%)増加し1,180億円となりました。主な要因は、国際事業の人件費および物件費の増加であります。
営業外損益は前年同期比19億円(20.2%)増加し112億円の利益となりました。主な要因は、為替差益および持分法による投資利益の増加であります。
これらにより、経常利益は前年同期比105億円(11.6%)増加し1,017億円となりました。
また、特別損益は投資有価証券売却益を主因に前年同期比95億円(557.0%)増加し112億円の利益、法人税等は前年同期比57億円(21.6%)増加し323億円、非支配株主に帰属する四半期純利益は前年同期比7億円(7.2%)減少し86億円となりました。
この結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比150億円(26.3%)増加し720億円となりました。
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前期末比1,025億円(1.6%)増加し6兆5,634億円、セグメント資産は前期末比513億円(0.9%)増加し5兆7,718億円となりました。負債合計は、前期末比595億円(1.1%)増加し5兆5,093億円、有利子負債は、前期末比1,068億円(2.2%)増加し4兆8,558億円となりました。
純資産合計は、前期末比430億円(4.2%)増加し1兆541億円となりました。この結果、自己資本比率は前期末に比べ0.3ポイント上昇し13.8%となりました。
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セグメント別業績の概況
国内リース事業
売上高は前年同期比104億円(3.0%)減少し3,329億円、セグメント利益は1億円(0.8%)減少し172億円となりました。セグメント資産残高は前期末比518億円(4.1%)減少し1兆2,217億円となりました。
オートモビリティ事業
売上高は前年同期比335億円(12.8%)減少し2,287億円、セグメント利益は8億円(5.5%)増加し148億円となりました。主な増益要因は、リース満了車両の売却益の増加およびレンタカー事業における貸渡単価向上による利益率の上昇であります。セグメント資産残高は前期末比206億円(4.3%)増加し4,996億円となりました。
スペシャルティ事業
売上高は前年同期比204億円(9.0%)増加し2,470億円、セグメント利益は74億円(30.7%)増加し314億円となりました。主な増益要因は、航空機事業における機体売却益の増加であります。セグメント資産残高は前期末比52億円(0.2%)増加し2兆8,305億円となりました。
国際事業
売上高は前年同期比310億円(24.6%)増加し1,572億円、セグメント利益は31億円(46.6%)増加し97億円となりました。主な増益要因は、為替差益の増加であります。セグメント資産残高はデータセンター事業への投資増加を主因に前期末比669億円(8.1%)増加し8,896億円となりました。
環境インフラ事業
売上高は前年同期比12億円(2.6%)増加し454億円、セグメント利益は27億円(77.3%)減少し8億円となりました。主な減益要因は、発電事業において前年同期に計上した一過性利益の反動減および海外新規投資案件の資金コストの負担増加であります。セグメント資産残高は前期末比114億円(4.1%)増加し2,853億円となりました。