当期の経営成績および財政状況

2026年3月期中間連結会計期間の売上高は前年同期比274億円(4.1%)増加し6,933億円、売上総利益は、スペシャルティ事業、国際事業および環境インフラ事業での増益を主因に前年同期比210億円(15.6%)増加し1,555億円となりました。

販売費及び一般管理費は、前年同期比48億円(6.1%)増加し830億円となりました。主な要因は、オートモビリティ事業および国際事業の人件費および物件費の増加であります。

営業外損益は前年同期比27億円(36.3%)減少し47億円の利益となりました。主な要因は、持分法投資利益の減少であります。

これらにより、経常利益は前年同期比135億円(21.3%)増加し772億円となりました。

また、特別損益はロシア関連保険和解金の計上を主因に前年同期比564億円(842.5%)増加し631億円の利益、法人税等は前年同期比222億円(109.4%)増加し426億円、非支配株主に帰属する中間純利益は前年同期比20億円(28.8%)減少し49億円となりました。

この結果、親会社株主に帰属する中間純利益は前年同期比497億円(115.2%)増加し928億円となりました。

当中間連結会計期間末の資産合計は、前期末比141億円(0.2%)減少し6兆8,488億円、セグメント資産残高は前期末比883億円(1.5%)減少し5兆9,716億円となりました。

負債合計は、前期末比97億円(0.2%)減少し5兆6,763億円となりました。資産及び負債の主な減少要因は、円高によるものであります。有利子負債は、前期末比265億円(0.5%)増加し4兆9,390億円となりました。

純資産合計は、前期末比44億円(0.4%)減少し1兆1,725億円となりました。主な要因は、利益剰余金が766億円増加しておりますが、円高により為替換算調整勘定が867億円減少したことであります。

この結果、自己資本比率は15.0%となりました。

詳しくはIRライブラリーをご覧ください。

セグメント別業績の概況

国内リース事業

売上高は前年同期比48億円(2.1%)増加し2,291億円、セグメント利益は15億円(13.3%)増加し128億円となりました。主な増益要因は、パートナーとの共同投資事業の取込利益増加であります。セグメント資産残高は前期末比17億円(0.1%)増加し1兆2,766億円となりました。

オートモビリティ事業

売上高は前年同期比56億円(3.7%)増加し1,597億円、セグメント利益は40億円(38.6%)減少し63億円となりました。主な減益要因は、連結子会社におけるシステム開発計画の見直しに伴う特別損失の計上であります。セグメント資産残高は前期末比101億円(2.0%)増加し5,108億円となりました。

スペシャルティ事業

売上高は前年同期比50億円(3.3%)増加し1,552億円、セグメント利益は529億円(311.9%)増加し699億円となりました。主な増益要因は、連結子会社のAviation Capital Group LLCにおけるロシア関連保険和解金の計上であります。セグメント資産残高は為替変動を主因に前期末比614億円(2.1%)減少し2兆9,115億円となりました。

国際事業

売上高は前年同期比46億円(4.4%)増加し1,091億円、セグメント利益は23億円(47.2%)増加し71億円となりました。主な増益要因は、営業投資有価証券売却益の増加であります。セグメント資産残高は為替変動を主因に前期末比316億円(3.2%)減少し9,456億円となりました。

環境インフラ事業

売上高は前年同期比76億円(23.7%)増加し399億円、セグメント利益は14億円(160.3%)増加し23億円となりました。主な増益要因は、太陽光発電事業における売却益増加およびバイオマス混焼発電事業の業績改善による増益であります。セグメント資産残高は前期末比58億円(2.0%)減少し2,794億円となりました。

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