当期の経営成績および財政状況

2025年3月期第1四半期連結累計期間の売上高は前年同期比53億円(1.6%)増加し3,343億円、売上総利益は、スペシャルティ事業での増益を主因に前年同期比79億円(12.3%)増加し721億円となりました。

販売費及び一般管理費は、前年同期比17億円(4.8%)増加し377億円となりました。主な要因は、国際事業の人件費および物件費の増加であります。

営業外損益は前年同期比2億円(5.9%)増加し37億円の利益となりました。主な要因は、持分法投資利益の増加であります。

これらにより、経常利益は前年同期比64億円(20.2%)増加し382億円となりました。

また、特別損益は投資有価証券売却益の減少等により利益が前年同期比6億円減少し1億円の損失、法人税等は前年同期比11億円(10.3%)増加し115億円、非支配株主に帰属する四半期純利益は36億円となりました。

この結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比48億円(26.3%)増加し230億円となりました。

当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前期末比2,242億円(3.5%)増加し6兆6,852億円、セグメント資産は前期末比2,208億円(3.9%)増加し5兆9,412億円となりました。負債合計は、前期末比1,491億円(2.7%)増加し5兆5,988億円、有利子負債は、前期末比1,972億円(4.2%)増加し4兆9,462億円となりました。

純資産合計は、前期末比752億円(7.4%)増加し1兆863億円となりました。主な要因は、利益剰余金が98億円増加、為替換算調整勘定が570億円増加したことであります。

この結果、自己資本比率は前期末に比べ0.6ポイント上昇し14.1%となりました。

詳しくはIRライブラリーをご覧ください。

セグメント別業績の概況

国内リース事業

売上高は前年同期比50億円(4.2%)減少し1,137億円、セグメント利益は4億円(6.8%)減少し61億円となりました。主な減益要因は、前年同期に計上した一過性利益の反動減、人件費および物件費の増加であります。セグメント資産残高は前期末比258億円(2.0%)減少し1兆2,477億円となりました。

オートモビリティ事業

売上高は前年同期比181億円(18.6%)減少し794億円、セグメント利益は5億円(8.2%)増加し60億円となりました。主な増益要因は、レンタカー事業における貸渡単価向上による利益率の上昇であります。セグメント資産残高は前期末比13億円(0.3%)減少し4,777億円となりました。

スペシャルティ事業

売上高は前年同期比186億円(31.6%)増加し776億円、セグメント利益は76億円(205.4%)増加し113億円となりました。主な増益要因は、航空機事業におけるマーケット回復に伴うリース収益および機体売却益の増加であります。セグメント資産残高は為替変動を主因に前期末比1,654億円(5.9%)増加し2兆9,907億円となりました。

国際事業

売上高は前年同期比108億円(29.0%)増加し480億円、セグメント利益は4億円(16.1%)減少し21億円となりました。主な減益要因は、人件費および物件費の増加であります。セグメント資産残高は為替変動を主因に前期末比746億円(9.1%)増加し8,973億円となりました。

環境インフラ事業

売上高は前年同期比11億円(6.5%)減少し153億円、セグメント利益は21億円(88.6%)減少し3億円となりました。主な減益要因は、発電事業において前年同期に計上した一過性利益の反動減、海外新規投資案件の資金負担増加および太陽光発電所の出力抑制による収益の減少であります。セグメント資産残高は前期末比116億円(4.2%)増加し2,855億円となりました。

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