東京センチュリーグループでは、「活力あふれる組織」の実現を目指して、従業員一人ひとりが自分の能力を最大限に発揮できる環境を整備しています。

従業員の健康・安全

東京センチュリーは、従業員の定期健康診断の受診率向上のために、所属上長の未受診者に対する声かけや、役員会での受診状況の報告などを継続的に実施しています。その結果、当社従業員の定期健康診断受診率は2013年度の90%から向上して、2014年度に全員受診の100%を達成。以降、毎年度全員受診を継続しています(育児休業中の従業員を除く)。また、海外駐在員およびその帯同家族については、駐在先毎に必要な予防接種を行い、駐在先の衛生状態や医療水準に応じて駐在先または日本で年1~2回の健康診断を実施しています。

長時間労働の抑制とワーク・ライフ・バランス

東京センチュリーは、業務の効率化を推進し、残業時間の削減による自己啓発や家族・友人などとの充実した時間を確保するなど、ワーク・ライフ・バランスの向上に取り組んでいます。特に政府が節電を要請する夏季(7~8月)は定時退社を推進するとともに、クールビズを導入しています。また、労働基準法に基づき、労働組合と「時間外勤務および休日勤務に関する協定(36協定)」を締結しています。その他の労働条件等に関しても、当社は労働基準法を遵守しており、2020年度において違反はなく罰則等を受けておりません。

なお、東京センチュリーグループは、各国が定めた法令に従い、従業員に法定最低賃金を上回る生活賃金を支払い、かつ、不当な賃金減額を行っていません。

従業員持株会

持株会制度は、従業員を対象として、自社株(東京センチュリー㈱の株式)の取得により将来の資産形成につながるよう、福利厚生制度の一つとして導入しているものです。2022年3月末現在、約5割の従業員が加入しています。

障がい者の雇用

東京センチュリーは、幅広い分野から人材を求め、意欲あふれる人材に活躍の場を提供するため、障がい者の雇用にも積極的に取り組んでおり、障害者雇用促進法に定める雇用者数の基準を満たしています(2023年6月1日時点の障がい者雇用率 3.40%[単体ベース])。

障がい者のさらなる雇用促進を図る取り組みとしまして、2019年4月に知的・精神障がい者を雇用し、千葉県船橋市内に「TCわくはぴ農園」を開園しました。その後、2021年2月と2023年6月に農園を拡張し、障がい者雇用を推進しています。

「TCわくはぴ農園」では、障がい者がやりがいを感じながら、長期に安心して働ける環境を整備しています。安全・清潔をモットーに設計された農業ハウス内で野菜を栽培し、収穫した野菜を社会貢献活動の一環としてセカンドハーベスト・ジャパンに寄付しております。

セカンドハーベスト・ジャパン は、2002年3月に設立された日本初のフードバンクです。フードバンクとは、食料銀行を意味する社会貢献活動のことをいいます。まだ十分食べられるにも関わらず、様々な理由で廃棄される食品を食品メーカー・卸売業者・農家・個人などから引き受け、児童養護・母子支援・障がい者支援等の福祉施設や生活貧困家庭などに提供しています。また、東日本大震災、熊本地震等への支援活動なども行っています。

従業員データ

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2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
従業員数 全体 989人 927人 917人 919人 953人
男性 695人 641人 634人 636人 648人
女性 294人 286人 283人 283人 305人
新規採用者数 全体 51人 44人 33人 43人 88人
男性 33人 33人 29人 32人 62人
女性 18人 11人 4人 11人 26人
(うち、新卒採用) 全体 24人 16人 13人 17人 38人
男性 13人 8人 9人 8人 22人
女性 11人 8人 4人 9人 16人
(うち、中途採用) 全体 27人 28人 20人 26人 50人
男性 20人 25人 20人 24人 40人
女性 7人 3人 0人 2人 10人
平均年齢 全体 42.6歳 43.0歳 43.3歳 43.9歳 43.7歳
男性 43.9歳 44.2歳 44.4歳 45.0歳 44.8歳
女性 39.6歳 40.2歳 40.8歳 41.4歳 41.4歳
平均勤続年数 全体 16.8年 16.9年 17.1年 17.2年 16.8年
男性 17.4年 17.3年 17.3年 17.3年 16.9年
女性 15.3年 15.9年 16.6年 17.1年 16.7年
離職率 全体 5.4% 6.1% 4.4% 5.3% 4.4%
自己都合 3.7% 4.2% 2.3% 3.6% 2.6%
中途採用者比率(※) 全体 50.0% 56.8% 55.2% 58.5% 53.7%

労働施策総合推進法の改正に伴う公表数値

ファミリーデーの開催

東京センチュリーでは、ダイバーシティ推進の一環として、東京センチュリーグループ従業員の仕事へのさらなるモチベーション向上、CSR、ワーク・ライフ・バランスなどを目的に子育てをしながら働いている従業員の子どもたちが夏休みに親の職場を訪問するファミリーデーを開催しています。当日は、子どもたち向けの会社説明を行い、その後、ファミリーデー用の特別な名刺(※)を使って親の上司・同僚と名刺交換をして交流を図り、親の仕事への理解を深めていただきました。またファミリーデー終了後は、従業員が子どもと一緒に早帰りをすることでワーク・ライフ・バランスの意識醸成を図るなど、ファミリーデーの取り組みを通じて家族の絆を深め、従業員の仕事へのさらなるモチベーション向上に取り組んでいます。

2019年8月に開催したファミリーデーには、27家族(子ども35名)が参加しました。

当社は、セイコーエプソン製のオフィス製紙機「Paper Lab」を導入しており、再生紙からこの名刺を作成しました。

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