国際事業分野
INTERNATIONALBUSINESS
圧倒的なグローバル拠点網の活用や
アライアンスパートナーとの協業により、差別化を徹底
北米、アジアを中心に世界30以上のグローバルネットワークで、リース・オート事業を展開
国際事業分野
強みを生かし、成長事業やニッチな分野に注力
- セグメント資産残高
- 8,227 億円
- セグメント資産残高構成比
- 14.4 %
- 当期純利益
- 110 億円
※2024年3月末現在
Strengths当事業分野の強み
国際事業分野は、世界30以上の国と地域でビジネスを展開する、圧倒的なグローバル拠点網に加え、
NTT等の日系有力パートナーおよび海外地場優良企業とのアライアンスが強みです。
米IT機器リース子会社であるCSI Leasing, Inc.(CSI)を通じてお届けする高品質なリース・サービスが、
グローバル企業を中心に支持されています。
機会
- 5GやIoT等のデジタル技術関連市場の拡大
- リモート環境の定着化と付随するニーズへの対応
- 情報セキュリティに対するニーズ増加
リスク
- 生産・サプライチェーンの停滞継続リスク
- 地政学リスク
- 金利上昇リスク
- 専務執行役員
- 国際営業推進部門長
北村 登志夫(きたむら としお)
アライアンス戦略と差別化の推進
国際事業分野は、IT・モビリティ・環境といった分野に強みを持つとともに、パートナー企業とのアライアンス戦略を推進し、世界30ヵ国以上でビジネスを展開しております。成長事業やニッチ分野へ注力することで差別化の推進を図るとともに、収益性の高い資産への入替え・PX(ポートフォリオ・トランスフォーメーション)を進めています。また、エンゲージメントの高い職場づくりを通じて現場力を強化、PXに対するマインドセット・意識の醸成により持続的な成長を目指します。…
CSIは最高益を更新、米国・アジアでパートナーとの協業や新規事業も拡大
CSIは2016年の連結子会社化以降、毎年順調に利益を拡大しており、7期連続で最高益を更新中です。拠点ネットワークとしては、近年、欧州・アジアを中心に事業エリアを拡大しており、2023年はインドネシア、オーストリア、ハンガリーで拠点を設立、ITAD事業ではマレーシア企業を買収したほか、日本、コロンビア、ブラジルに拠点を設立しております。…
主要サービス
Major OfferingsProject主な取り組み、実績
CSIにおける中古IT機器のリユース比率
90 % 以上
ITADサービスの年間処理件数
150 万 件以上
グローバル標準のITADサービス提供の拡大
CSIの子会社であるEPC, Inc. は、IT機器のデータ消去や破砕処理などを行う「ITAD(IT Asset Disposition)サービス」を展開しています。世界12カ国(2024年3月末時点)を有し、グローバル標準の高品質なサービスを世界各地で提供できることが大きな特徴です。
同サービスは、特にガバナンス・コンプライアンスを重視するグローバル企業を中心にIT機器の導入においてニーズが高まっています。さらにリモートワークの普及や5G・IoTの進展に伴うデバイス数の増加もあり、同サービスに対する需要は今後も大きな伸長が見込まれます。
世界基準のサービスを求める多国籍企業のニーズに応え、グローバルベースでIT機器の適切なリユース・リサイクルを進めるため、今後もさらなる拠点網の拡充やパートナーとのアライアンス拡大を推進し、より広範な地域において高品質なITADサービスを提供していきます。