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国際事業分野

圧倒的なグローバル拠点網の活用やアライアンスパートナーとの協業により、差別化を徹底 取締役専務執行役員 国際営業推進部門長 北村 登志夫(きたむら としお)

アライアンス戦略による差別化の推進と「現場力」の強化により持続的に成長

国際事業分野は、IT・モビリティ・環境といった分野に強みを持つとともに、パートナー企業とのアライアンス戦略も推進し、世界30以上の国と地域でビジネスを展開しております。それらの強みを強化しつつ成長事業やニッチ分野へ注力することで差別化の推進を行うとともに、エンゲージメントの高い職場づくりを通じて現地法人の現場力を強化し、持続的な成長を目指します。

米国を本拠として中南米・欧州・アジアなどでIT機器オペレーティングリースやITAD※1事業を行うCSI Leasing, Inc.(以下、CSI)は、拠点網のさらなる拡充を進めております。これにより多国籍企業のニーズに対応するとともに、既存の海外現地法人とも連携することでグループの協業シナジーを加速し収益基盤の強化を図ります。

NTTグループとは、引き続きデータセンターの共同プロジェクトを推進するほか、当社の強みを活かしたIT資産のマネージドサービスやFMVリース※2、ITADサービスの提供等を通じた多様なビジネス協働も展開していきます。

それ以外にも、当社は各地の地場優良企業や日系企業などのパートナーと強固なアライアンスを組んでおり、それぞれの強みを持ち寄って新たな事業の創出に今後も取り組んでいきます。

SDGsへの貢献度の高いJCM事業※3やITAD事業は当社の強みでもあります。これらの事業に積極的に取り組み、拡大していくことで社会問題の解決を図りながら成長を続けていきます。

CSIをはじめ既存事業はいずれも順調に進捗、新たに米・ファイナンス合弁会社も設立

国際事業分野では上記の強みに注力し、徹底した差別化を行うことで業績拡大に取り組んでおります。CSIは2022年度も世界各地で営業拠点やITAD拠点を拡充しました。米国ではパートナー企業とのアライアンスにより建設機械向けファイナンスを行う合弁会社を設立したほか、ディーラー機能の強化を推進。インド・ムンバイでNTTグループと取組中のデータセンター事業も順調に進捗しております。

CSIは欧州・アジアを中心に事業エリアを拡大中です。2021年の日本拠点設立、ノルウェー進出に続き、2022年には台湾・タイ・スウェーデン・デンマークにも事業を拡大、ドイツのITAD企業を傘下に収め、ITADサービス網を拡充するなど、今後も様々な地域に進出予定です。

米国では中小型トラック・樹木整備機器・小型建設機械の販売を行うディーラーのWork Truck Direct, Inc.と、2021年に取得したFiber Marketing International, Inc.を統合し、販売から金融まで顧客に提供するワンストップサービスを強化いたしました。また、伊藤忠商事・日立建機グループとともに、北米における建設機械の販売金融を行うファイナンス合弁会社 ZAXIS Financial Services Americas, LLCも設立し、2023年度に事業開始予定です。

NTTグループと共同で取り組んでいるインドのデータセンター事業では、同国におけるデータセンター需要の急成長に伴いプロジェクトは順調に進捗。保有株式の一部を譲渡するなど、資産回転型ビジネスも進んでおります。JCM事業では2022年度は当社が代表事業者として応募した、タイ、フィリピン、インドネシアにおける案件が採択されました。

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