INTEGRATED REPORT 2023 CHAPTER 7
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INTEGRATED REPORT 2023

COVER STORY OPEN
  • TC TRANSFORMATION AND SUSTAINABLE GROWTH

  • 経営理念

  • 東京センチュリーの歴史

  • 東京センチュリーの目指すポートフォリオ

  • 攻め ビジネスモデルの変革・進化

  • 守り リスクマネジメントの高度化

  • PDFダウンロード2,208KB

CHAPTER 1 CEOメッセージ OPEN
CHAPTER 2 サステナビリティ経営 OPEN
CHAPTER 3 中期経営計画2027と中長期で目指す姿 OPEN
CHAPTER 4 ステークホルダーとのエンゲージメント OPEN
CHAPTER 5 ビジネスモデルと各事業分野の成長戦略 OPEN
CHAPTER 6 リスクマネジメントの高度化 OPEN
CHAPTER 7 ESG戦略 OPEN
CHAPTER 8 Data Section OPEN

独自の知見を活かし、可能性あふれる東京センチュリーグループのさらなる飛躍を支えます。

社外取締役
沼上 幹

「中期経営計画2027(以下、新中計)」の策定では、社外取締役として議論に参画してきましたが、中計テーマである「4つのトランスフォーメーション」のうち、「ポートフォリオTransformation」が最も重要であると考えています。経営目標のROA・ROEの達成には、資本効率が低い資産の入れ替えと成長事業への再投資を進めていくことになりますが、既存事業の撤退・新規事業への投資などは長期の視点に立ち経営判断することが大切です。投資後しばらくは利益水準が低くても、長期的視点では収益性の高い事業に成長するなど、ポートフォリオの最適化には、短期・長期の両面で業績評価を行う仕組みの導入が有効であると考えています。

また、俯瞰的な立場である取締役会においては、「キャピタル・アロケーション」「既存事業のシナジー創出」「会社の健全性の維持」をもとに重要事項を判断することが求められていると思います。特に「キャピタル・アロケーション」は、執行側が適切な判断が下せるように、取締役会が常に会社の全体運営と各事業をウォッチし、決断を後押ししていくような体制の整備が重要になると考えています。

経営戦略を進めていく上でもう一つ重要な点は、「人材育成・組織運営」であると思います。従業員が多い組織では、概して自分の所属するチームのパフォーマンスのみに目を向けてしまいがちですが、全員が「Same Picture(共通認識)」を持って業務を遂行している企業は、中長期にわたり成長する可能性が高いなど、目指すべき組織形態の一つであると考えています。全従業員が「変化を創造する」という新中計のビジョンを理解・共有し、働きがいを持って自ら考えて行動できる組織づくりに向けて、私の視点からアドバイスを提供していきます。

私の専門は企業戦略や組織戦略です。東京センチュリーの健全な成長のために、特に人材育成や組織運営の面からサポートしていくことが重要な役割と認識しています。社外取締役として、これまでさまざまな研究やエグゼクティブ・プログラムなどに携わった知見・経験を活かし、可能性あふれる東京センチュリーグループのさらなる飛躍を支えていきます。

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