INTEGRATED REPORT 2023
CHAPTER 2
INTEGRATED REPORT 2023
BACK NUMBERS
マテリアリティ(重要課題)の特定プロセス
SUSTAINABILITYMANAGEMENT
東京センチュリーのサステナビリティ経営とは、事業活動を通じて当社の経営理念である循環型経済社会の実現に貢献し、社会課題の解決と当社の持続的な成長・企業価値向上を同時に推進していく経営戦略です。
サステナビリティ経営実現に向けたマテリアリティの特定
- 当社は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を踏まえた、ステークホルダーにとっての重要度(縦軸)を考慮しつつ、当社の「モノ」価値に着目した事業特性や自由度の高い経営環境を活かした多彩な事業展開(航空機事業、太陽光発電事業ほか)など、当社にとっての重要度(横軸)を勘案の上、マテリアリティマップを策定しました。
- 特定までのプロセスにおいては、主要なESG評価や非財務情報開示基準とSDGsの17の目標・169のターゲットを紐付け、ステークホルダーにとっての重要度を決定し(縦軸)、続いて、当社の経営理念や財務情報を同様にSDGsと紐付け、当社にとっての重要度を決定(横軸)しました。2つの軸をもとにマテリアリティマップを作成し、サステナビリティ委員会、取締役会での議論を経て5項目をマテリアリティとして特定しました。
- 案件審査会議や経営会議、取締役会におけるマテリアリティ表記制度の導入や、表彰制度においてサステナビリティ貢献賞を創設するなど、従業員のマテリアリティの取り組み意識の向上を図るとともに、マテリアリティに紐付くKPIを設定したPDCAサイクルを進めています。
マテリアリティマップを活用したマテリアリティの特定

東京センチュリーのマテリアリティ(重要課題)

- *1太陽光発電事業会社「京セラTCLソーラー」含め9社が対象
- *2DX認定制度とは、2020年5月15日に施行された「情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律」に基づく認定制度です。優良な取り組みを行う事業者を申請に基づいて経済産業省が認定します。
- *3対象会社:日本カーソリューションズ・ニッポンレンタカーサービス・オリコオートリース
- *4対象会社:日本カーソリューションズ
- *5対象会社:ニッポンレンタカーサービス