東京センチュリーは、「健康経営基本方針」に基づき、役職員の健康に対する意識を醸成することで、一人ひとりが心身ともに健康かつ安心して働くことができる職場環境の整備を進めております。その一環として、昨年に引き続き女性の健康セミナーを開催しました。
女性の健康課題であり、仕事の効率を下げる恐れのある「貧血」と、働く世代では男性よりも罹患(りかん)率が高い「女性のがん」をテーマに、株式会社Avenirの大䂖そら保健師を講師に迎え、「今すぐ気をつけよう!貧血と女性特有のがん」と題して講演をいただきました。
セミナーの中では講師の大䂖保健師より、「健康診断では問題がなくても、貧血症状でお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。」と問題提起があり、貧血症状の原因と、今すぐにでも実践できる改善のためのポイントをお話しいただきました。
最後に、「どの病気にも共通して言えることですが、早期に治療が開始できると、当然治療期間も短くなり、体への負担も少なくなります。治療と仕事の両立をふまえても、やはり進行が進む前の早い段階で病気を発見することが大切です。」とセミナーを締めくくり、働く女性の仕事の効率を下げる要因を少しでも取り除くために、今すぐにできる対策をお伝えいただきました。
セミナー終了後、参加者からは「貧血の種類の中には『隠れ貧血』というものがあることを初めて知った」「改めて説明を聞くことによって貧血予防の参考になった」「日常でできることは気にかけて行うようにし、がん検診も受けるように心掛けたい」「何よりも早期発見が重要なので、女性に限らず、がん検診の大切さを周囲に伝えていきたい」などの感想が寄せられ、講師からのメッセージが受講者にもしっかりと伝わるセミナーになりました。
また、当日参加できなかった役職員のためにアーカイブ配信を用意し、社内に向け広く周知を行っています。講師からも「性別・ジェンダーに関係なく、正しい知識を持つことは協力しやすく、働きやすい職場作りにつながる」とアドバイスをいただきました。
東京センチュリーでは、昨年「がん対策推進企業等連携事業(がん対策推進企業アクション)」および同団体女性会議「Working RIBBON」に参画し、今年度から年齢を問わず任意で選択できるオプション検査として女性のがん検診を全額会社負担で実施できるよう整備いたしました。役職員が安全・安心に働くことができるよう、健康意識の醸成と疾病の予防・早期発⾒・治療に向けての⽀援に取り組んでまいります。