リース購入選択権付リース
リース期間満了時(またはリース期間の中途)において、
お客さまがリース物件を買取るか、
二次リースによりリース契約を継続するのかのいずれかを選択できる取引です。
メリット
設備導入当初の経費負担を軽減できます。
基本リース期間中のリース料が通常のファイナンス・リースのリース料に比べ安いため、設備導入後の投資効果が現れるまで経費を抑えることができます。
短期のリース期間が設定できます。
基本リース期間をファイナンス・リースの最短期間より短く設定することも可能なため、お客さまの希望するリース期間を設定できます。
リースのメリットを享受しつつ、リース物件を所有することができます。
リース期間中はリース料を経費処理でき、リース期間満了時(またはリース期間の中途)にはリース物件を一定の金額で買取り、資産計上することができます。
効率的な設備計画がたてられます。
リース期間満了時(またはリース期間の中途)にリース物件を買取り、お客さまの関連会社に転売することや、二次リースに移行することも可能となるため、設備の柔軟な入替えが可能となります。
導入事例
大阪A社(大手食品メーカー)
-
物件
即席麺製造ライン、乾燥機
-
価格
217百万円
-
期間
3年の購入選択権付リース
A社では工場新設の計画を持っていましたが、初期償却負担の重さに悩みを抱えていました。
そこで初期の2〜3年間は、購入した場合よりも償却負担等の経費を軽減でき、また3年経過後には、リース物件を買取るか二次リース契約を締結するかを選択できる「購入選択権付リース」を提案したところ、お客さまのニーズに合い契約に至りました。
九州B社(中堅薬品メーカー)
-
物件
医薬品供給装置
-
価格
65百万円
-
期間
7年の購入選択権付リース
B社は、当初、本物件についてリース利用の積極的意思はありませんでした。
しかし、(1)本設備は省力化を意図した装置であり、業況厳しい中、初期の導入経費をできるだけ抑えたい、(2)物件は比較的長期間使用に耐えうるものである、という2点が判明、自己所有可能且つ初期経費負担軽減となる「購入選択権付リース」を提案したところ契約に至りました。