令和5年度木更津市連携事業提案制度におけるESCO事業の開始について
- 環境
当社は、令和5年度木更津市連携事業提案制度において採択されたESCO事業(※1)「空調最適化省エネソリューションによる電力使用量の削減を保証!」(以下、「本事業」)を、木更津市との協議を経て、令和7年4月1日より開始しましたので、お知らせいたします。
1.木更津市連携事業提案制度について
木更津市が市制施行80周年の節目を迎えた令和4年度に創設された「木更津市連携事業提案制度」は、100周年を展望した、持続可能なまちづくりに向けた基本理念(「オーガニックなまちづくり」)に基づき、民間事業者のノウハウやアイデアを市の事業・業務に生かす仕組みです。
当社は、令和5年度の公募にて、まちづくりを推進するために民間事業者の自由な提案を広く募る「フリー提案型」に参加し、採択されております。(※2)
2.本事業について
本事業は、公共施設の既存空調機に「エナジーセーバー(メーカー名:アイリスオーヤマ株式会社)」(稼働制御装置)を取り付け、省エネを実現するシェアード方式のESCO事業です。当社が無償でエナジーセーバーを設置し、電気料金の削減を保証いたします。一方、木更津市は削減された電気代の範囲内でサービス料を当社にお支払いする仕組みであるため、財政負担なく電気代の削減が図れます。
この度、木更津市との協議を経て、令和7年4月1日より本事業を開始いたしました(事業期間:令和7年4月1日~令和14年3月31日)。
当社はSDGsに基づくマテリアリティの一つに「脱炭素社会への貢献」を掲げております。本事業の推進とともに、全国自治体へのESCO事業の導入を推進することにより、公共サービスにおける環境負荷の軽減とカーボンニュートラルの実現を支援してまいります。
(※1)ESCO(Energy Service Company)事業:省エネルギー改修にかかる全ての経費を光熱水費の削減分で賄う事業。ESCO事業者は、省エネルギー診断、設計・施工、運転・維持管理、資金調達などにかかる全てのサービスを提供する。また、省エネルギー効果の保証を含む契約形態(パフォーマンス契約)をとることにより、自治体の利益の最大化を図ることができる(環境省「ESCO導入のてびき(自治体向け)」より)
(※2)2023年11月7日付プレスリリース:「令和5年度木更津市連携事業提案制度におけるESCO 事業の採択について」
以上