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オートモビリティ事業分野

圧倒的なサービス品質と多様な事業パートナーとの協業により成長基盤を拡充、EVをはじめとした次世代モビリティ、新ビジネスを創出 専務執行役員 オート営業推進部門長 大杉 雅人(おおすぎ まさと)

環境変化を追い風に「攻め」と「守り」の成長戦略を推進

オートモビリティ事業分野を取巻く環境は、脱炭素による車両の電動化やコネクテッド等の技術革新、異業種参入による新発想ビジネスの胎動等、激変の渦中にあります。このような状況下、当分野では業界トップクラスのフルラインナップオートサービス(法人・個人向けオートリース、レンタカー)を持つ強みを生かし、「攻め」と「守り」の成長戦略を推進しています。

まず「攻め」においては、付加価値商品の提案を通じた差別化、DX・AI活用による顧客ニーズの採掘等顧客囲い込み施策による「既存事業のさらなる磨き」、従来不足していた機能補完やビジネス領域の拡大を目指す「ノンオーガニック案件の組成」、EVバリューチェーンの構築、データ分析・活用によるマーケティング強化等による「新技術/脱炭素への取組み強化」を推進します。
また「守り」においては、「人材の育成と教育」、「ITを駆使したさらなる業務効率化(BPRの推進加速)」に注力しています。

2023年度からスタートした「中期経営計画2027」(以下、中計)では、我々の目指す姿として「No.1モビリティーサービスカンパニー」を掲げました。EH(Employee Happiness、従業員の幸せ)およびCH(Customer Happiness、顧客の幸せ)を前提に、革新的で高品質なサービスの提供を通じ、環境と人に優しいサスティナブルなモビリティ社会の実現に貢献していきます。

EVバリューチェーンの強化と自動運転領域での取組み

中計においては、当事業分野のコア事業領域である法人・個人向けオートリースおよびレンタカービジネスの深化に加え、次世代領域での社会課題解決への貢献と収益性を両立する新たな収益柱の創造、従来不足していた機能を補完する新ビジネス創造への取組みを推進しています。

コア事業領域では、NCSにおけるAIを搭載した新たなテレマティクスサービスの取扱い、NRSでの「セルフレンタカー」(非対面のレンタカーサービス)の取扱い拡大やEVレンタカーの導入等、付加価値向上や新ビジネスへの取組みを進めてまいりました。

次世代領域では、継続して推進する「EVバリューチェーン強化」の新たな取組みとして、2023年9月より関西電力株式会社と共にEVのリユース電池を用いた蓄電池システムの共同研究を開始しました。また2024年3月からはENEOSホールディングス株式会社とAmple Inc. が進めるEVバッテリー全自動交換ステーションの実証実験へも参画しております。

また来る自動運転時代への布石として、2024年2月には自動運転トラックサービスの事業化を目指す株式会社 T2、自動運転技術の開発とサービスの普及・展開を目指す米国May Mobility, Inc.の2社への出資を実行いたしました。少子高齢化や運転手不足などの社会インフラ課題の解決に寄与するため、新たなモビリティーサービスの事業化にも注力しています。

今後もグループの管理台数約70万台の基盤を有効活用し、出資先およびパートナー各社との各種連携を推進するほか、「Products-Out」から「Market-In」へ目線をシフトさせ、従来の聖域を取り壊した活動に邁進してまいります。

日本カーソリューションズ、ニッポンレンタカーサービス、オリコオートリースの合算値

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