Life&Career

最初の一歩は全従業員との対話から
~はじめまして、東京センチュリーの藤原弘治です~

2025年7月7日



2025年4月、東京センチュリーの代表取締役社長として藤原 弘治さんが就任しました。メガバンクの頭取経験者として多くの実績を有する藤原社長が次のステージに選んだ会社は東京センチュリーでした。藤原社長は、なぜ当社にやってきたのでしょうか?最大の財産は『人』と公言する中で、就任後、最初に取り掛かったことは、全従業員との対話の機会を設けることでした。そこで語られたこととは?今回は、社長就任にあたっての意気込み、従業員との対話の様子をお届けいたします。






東京センチュリーは気になる会社?可能性と潜在性に溢れた会社の変革リーダーへ

――藤原社長は、なぜ東京センチュリーを選ばれたのでしょうか?

 

藤原:ひとことでいうと、東京センチュリーはずっと「気になる会社」でした。
私は、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)に入行して以来、東京センチュリーの前身であるセンチュリー・リーシング・システム、東京リース時代からずっと関心を持って見ていました。銀行が免許業種として業務範囲が法律で規定されているのに対し、リース会社は法的な規制が比較的少なく、自由闊達に活躍できるビジネスフィールドを広げていける余地が大きいと感じています。同時に、自由度が高いということは、必ず責任を伴うものであることをしっかりと自覚した上で、東京センチュリーをさらに強くしていきたいと考えています。


今回、指名委員会から社長就任の要請を受け、人から求められて仕事ができる、誰かの役に立つ、新たな挑戦に向き合える、しかもこれほど可能性と潜在性に溢れた会社のリーダーになれるということを純粋にうれしく思い、迷いなく「すぐやります」と答えました。運と縁に恵まれ、このポジションにいることを本当に幸せに思っています。



全従業員との対話 ~人となりを知ってもらい、経営に興味をもってもらう~

――就任直後の特に多忙な中で、なぜ全従業員との対話の機会を設けようと思ったのでしょうか?

 

藤原:従業員の皆さんといち早く顔を合わせることを大変楽しみにしていました。まずは、私の人となりを知っていただきたいと思い、顔合わせの意味も込めて、各オフィスをフロア毎に回り、社員交流会を開催することにしました。

私が言いたいことだけを話すのではなく、従業員が聞きたいであろうことを念頭に置きながら話す。耳障りの悪い話もあえて聞きに行く、声にならない声に耳を傾けるといった双方向のコミュニケーションが非常に大切だと考えています。

今後も継続的にコミュニケーションを図り、タウンホールミーティングなど対面でお話しする機会を増やしていきます。

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オフィスでの社員交流会の様子:本社・常盤橋オフィスからスタートし、海外現地法人も含めて現時点で計12回開催

 
 


――東京センチュリーをどのような会社にしたいとお考えでしょうか?

 

藤原:就任メッセージにて「地球規模の社会課題を解決に導く、永遠のベンチャー企業でありたい」と申し上げました。ベンチャースピリッツとは、いわば挑戦と開拓の精神であり、それこそが当社の根幹です。エネルギー問題、人口減少、紛争など、世界には多くの社会課題が山積しています。これらの環境問題や社会課題を解決に導く会社、その結節点となる会社にしたいと考えています。

 

そのためにも、これまで培ってきたモノの価値を見極める優位性を磨くこと、パートナー企業との協業を進めフィールドを広げていくことが重要です。これまでの“金融”のノウハウと、当社が持つ“事業やサービス“のポテンシャルを最大限に引き出し、社会課題の解決に貢献していく事業の拡大、ポートフォリオの再構築こそが、当社の事業を未来へとつなげ、企業価値を持続的に高める礎となります。

事業面のみならず、従業員の皆さんが働く上で幸せや働きがいを感じることができる会社にしていくためにも、これからさまざまな変革にチャレンジしていく予定です。

  
 
 

教えて藤原社長!社員交流会のQ&A

 

ここからは、従業員との対話で寄せられたQ&Aからピックアップしてご紹介いたします。



ーーご自身はどんな性格ですか?

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藤原社長

正直に言って、負けず嫌いです。中学、高校、大学とずっとスポーツをやっていたので、「1番」にこだわります。また、苦労してもネガティブに捉えない楽観的な性格です。どんなにつらい時、苦しい時も、未来のためにいま自分に、あえて神様が与えてくれている試練だと受け止めています。

 
 

 

ーー2025年度の行動指針「はやく・正しく・新しく」に込めた想いとは?

「はやく・正しく・新しく」の一つ目の「はやく」は、仕事のスピードを上げる“速く”と、仕事を前倒しで進める“早く”の二つの意味があります。「はやさ」は、変化の激しい時代において大きな価値となります。1週間後の100点より、明日の70点の方に価値があります。また、早く仕事を終えることで、自己啓発に励んだり、家庭や趣味など仕事以外の世界の人々との触れ合いを通じて人間的な豊かさを育んでほしいです。
 
「正しく」は、正しく稼ぐことです。企業なので利益を出さないと企業価値もお給料も上がりませんが、手段を選ばずに稼ぐことは絶対に長続きしません。倫理観と道徳観を大切にする。公正かつ誠実な態度で物事に向き合い、正しく稼ぐことを忘れずにいてほしいです。そうすればきっと、社会からも尊敬される会社になるはずです。
 
最後に「新しく」ですが、新しいことに挑戦して、たとえ失敗したとしてもそこから何か学んでいただきたい。今までのルーティンに埋没して同じことをやっていては、仕事に楽しみを感じられません。自分の業務を見直し、無駄なことはやめることも必要です。自分で考えたことや新しい挑戦に向き合うことが仕事の楽しさにつながります。

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藤原社長

 
 
 
 
 

ーー東京センチュリーの良いところは?

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藤原社長

第一印象は「人が良いな」と思いました。とても温かくて、思いやりのあるすてきな社員が多いという印象です。会社の雰囲気もそれを表しており、温かみを感じます。優しい人には強くなるポテンシャルがあります。
 
東京センチュリーの最大の強みは「人財」です。未来を創りだす源泉である社員一人ひとりが能力を最大限に発揮できるよう、自発的に挑戦に取り組む環境、働きやすさと働きがいを感じる職場、ダイバーシティ溢れるカルチャーを整えるべく、人的資本の拡充を加速させ、企業風土の刷新に取り組んでいきたいと考えています。

 
さらに、東京センチュリーは素晴らしい国内外のグループ会社やパートナーに恵まれていることも強みの一つです。事業パートナーとして、NTT株式会社や伊藤忠商事株式会社をはじめとする各業界の主要な会社と連携することで、従来の事業の枠を超えた新しいビジネスを生み出しています。こうしたパートナーに今後も選んでいただけるように、日々成長し進化し続けていくことが重要です。

 
 
 

 
 

ーー最後にメッセージをお願いいたします。

いつも業務に励んでいただき本当にありがとうございます。東京センチュリーが目指す未来の実現のために、会社の変革と飛躍的な成長に向けてぜひ一緒に力を尽くしていただければと思います。最後に、あいさつを習慣にしていきましょう。あいさつはコミュニケーションの第一歩です。明るく楽しい職場にするために、ぜひよろしくお願いいたします。

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藤原社長



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参加した社員の声

 

――藤原社長とのコミュニケーションが一番多い 秘書の渡邊さんからみた藤原社長の印象について教えてください。ギャップなどはありましたか?

 

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秘書部 部長

渡邊さん

皆さんの持たれている印象の通り、藤原社長は非常にエネルギッシュで、いつも元気いっぱいです。誰に対しても気さくに接してくださり、親しみやすい方です。また、コーヒーがお好きなようで、打ち合わせの際はいつもマイ水筒を持参されています。社長のこだわりの1つかもしれません。


 

――社員交流会での交流を通じて、藤原社長にどのような印象を持たれましたか?印象に残っていることなどがあれば、教えてください。

 

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サステナビリティ推進部

小澤さん

交流会は、藤原社長のお人柄と熱量が従業員に伝わり、一体的で明るい良い雰囲気であったことが印象的です。社長が掲げられた目標に刺激を受け、改めて自身を見直しています。会社の成長に貢献できるよう、より一層頑張ってまいります。



今回の社員交流会の質疑応答で「社員の教育において最も重要視されていること」を質問したところ、「相手への関心とコミュニケーション、そして明確な目標設定」とのお答えをいただきました。社員一人ひとりの潜在力と可能性に期待される社長の想いに、日々の業務へのモチベーションが大きく高まりました。

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法人営業第二部

成安さん



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財務部

中本さん

藤原社長の学生時代や若手時代のご経験、地元の方々との交流、そして現在のお考えに至るまで、幅広いお話を伺うことができ、大変貴重な機会となりました。直接お話を伺うことで、文字だけでは伝わりにくい藤原社長の想いや熱意がひしひしと伝わってきて、身が引き締まる思いです。



かねてより就任メッセージなどを拝見し、藤原社長の情熱的なお人柄は存じておりましたが、直接お話を伺うことで、お言葉一つ一つの力強さと熱意を肌で感じることができました。社長が示されるビジョンのもと、当社の未来がどのように飛躍していくのか、今から楽しみでなりません。

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法人営業第三部
葛山さん

 


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コミュニケーションを大切にする藤原社長。今後は地方支店や海外のグループ会社にも訪問予定です。

社内では、藤原社長の動画配信「藤ちゃんねる」もスタートしています!

 


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藤原 弘治(ふじわら・こうじ)

東京センチュリー株式会社 代表取締役社長

株式会社みずほ銀行の取締役頭取(代表取締役)等を歴任し、2024年6月 当社社外取締役に就任、2025年4月 当社代表取締役社長(現任)。金融機関の経営者として長く企業経営に携わった経験と幅広い識見を有する。

※記事の内容、肩書きは掲載当時のものです。



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