伊藤 友和
Tomokazu Ito
オート営業統括部 2008年入社[総合職]
私が所属しているオート営業統括部は、モビリティ関連グループ会社の統括機能を担っています。その中でも、私は次世代モビリティ・GXグループというチームで、モビリティサービスに関する新たなビジネスの創出を任されています。現在、モビリティ市場は100年に1度の大変革時代に突入しており、EVや自動運転、コネクテッドカーといった新たな技術やサービスが続々と生まれています。こうした変化に対応するために、オートリース事業やレンタカー事業においてもマーケットインの発想をもってビジネスモデルを変化、創出していく必要があります。前例のない事業領域へ挑戦する仕事であるため、頭と体をフルに活用しながら手探りで進めていかなければならない難易度の高い仕事ではありますが、その分やりがいも大きく毎日充実した日々を過ごしています。
モビリティ領域における新たなサービスとして確立させるべく、今注力しているのがEVバッテリーの再利用プロジェクトです。リース契約期間満了後、お客さまから返却されたEVのバッテリーを、定置型蓄電池等の別用途で再利用しようというものです。EVバッテリーは非常に高性能であるため、ある程度劣化したものでも高いポテンシャルを持っており、再利用をすることで新たな収益源の創出だけでなく社会課題の解決にも貢献できると考えています。ただし、そのためにはバッテリーの正確な劣化度診断やバッテリーを再製品化する技術が必要となり、当社だけで完結することは困難です。そのため、パートナーとなる企業を探し出して出資や業務提携を行うなど、事業構想立案から提携先選定、関係各所との調整に至るまで全体をマネジメントしていく必要があります。決して簡単な仕事ではありませんが、それでも対応できているのはこれまで多岐にわたる部署で幅広い経験を積んできたからだと思っています。国内リース事業時代の経験のおかげでお客さまや営業現場の目線を大切にしたサービス作りができていますし、海外駐在時に培ったスピード感ある業務遂行能力も存分に活かせています。
当社は、2016年に「東京センチュリーリース」から「東京センチュリー」へと社名を変更しました。この背景には、リースやファイナンスといった金融関連ビジネスに留まらずパートナー企業との事業共創をはじめとした新たなフィールドにも進出していくのだという会社としての強い意思があります。そうした会社としての幅を広げる最先端にいるのが次世代モビリティ・GXグループであるという責任を感じながら業務にあたっています。リースが社名から外れた今、既存事業ドメインに縛られすぎることなく、当社のリソースを活かして価値提供できる領域や事業を広い視野で考え抜く。そんな柔軟な思考を常に忘れることなく、モビリティにおける革新的なサービスを生み出せるよう、今後も邁進していきたいと思っています。そして、お客さまや社会にも貢献できるサービス創出を通じてさらに知見を磨き、モビリティ事業のプロフェッショナルを目指していきます。
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