クロストーク 仕事×育児

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Y.T.

国内リース事業分野 首都圏営業第五部/総合職

2009年入社

入社後、本社情報機器営業部にて大手ITベンダー向けの営業経験を積み、大阪営業部勤務を経験。大阪勤務時の2017年と2021年に産休・育休を取得。2022年に夫の東京転勤に合わせ、現部署の首都圏営業第五部に復帰。現在はマネージャーとして城南エリアの企業へのリース提案やビジネスマッチングなどを担当。

Y.S.

国内リース事業分野 首都圏営業第一部/総合職

2022年入社

新卒で千葉県の地方銀行に入行し、融資業務全般に携わる。2022年1月に東京センチュリーに転職し、現在台東区の法人を中心にリース業務を担当。2022年9月に長男、2024年10月に長女が誕生。

N.S.

国内リース事業分野 ビジネスサポート第一部/業務職

2016年入社

入社から国内リースの営業部門で、営業アシスタントとして事務作業を中心に営業のあらゆるサポート業務を担当。2021年に産休・育休を取得。2022年に復帰後、営業担当者と連携を図りながら、リース案件の事務面のサポートに携わっている。

Q出産や育児のために利用した制度と周囲のサポートについて教えてください

Y.S.

2022年に第1子が生まれた時は、有給休暇の取得もあり、育児休業として1日でしたが、2人目の子どもが生まれた2024年に2週間の育児休業を2回取得しました。それから現在まで、保育園に子どもを送る時間を確保するために30分の時差勤務を利用し、育児の負担を少しでも夫婦で分散できるようにしています。

Y.T.

これまで2回、産休・育休を取得しています。1回目は2018年4月からの1年間で、育休後の約2か月間、短時間勤務を利用し、それ以降は時差勤務を利用しました。2回目は2020年12月に産休に入り、約1年半の育休を取得。2022年4月に仕事に復帰し、約2年間の短時間勤務を経て、2024年7月にフルタイムに戻してから現在まで午前8時30分~午後4時45分の時差勤務で働いています。勤務時間を前倒しして、子どもを保育園に迎えに行く時間に充てています。

N.S.

2021年9月から6か月間、育児休業を取得して、仕事に復帰してから現在まで短時間勤務を利用しています。

Y.T.

育休明けでフルタイムで戻ってくる女性社員はほぼいなくて、短時間勤務で復帰するケースが大半なんです。短時間勤務からフルタイムに戻した後でも、月単位で短時間勤務に戻すことも可能で、柔軟に制度を活用できる仕組みになっています。時差勤務については、基本的に子育てに関係なく独身の方、家族の介護をする方も利用できます。同じ部署の社員の方々からは、快くサポートをしていただいています。

N.S.

田中さんもお話した通り、業務職で育休から仕事に復帰する人の大半は短時間勤務をされているので、周囲に理解が浸透しています。子どもの病気などで急な休みをとることになった時も、カバーしてくれる職場環境です。今はそれぞれの社員が時差勤務などの制度を活用していろいろな働き方をしているので、育児中の社員に限らず他の社員の働き方への理解が高まっていると思います。

Y.S.

育休の取得について部内で相談した時「家庭も大事にして」という言葉をかけてもらいました。制度はあっても実際に男性社員が育休を取るのは難しいのではというイメージを持っていたのですが、他部署で男性社員が育休を取っているという話を聞き、人事部の方からもご案内をいただいて、取得しました。

Q育児中のキャリアの継続に関して感じたことをお聞かせください

Y.T.

管理職のマネージャーに就いたのは2025年7月です。すべて順風満帆にやってこれたかというと間違いなくそうではないですね。総合職は基本的に営業をしている部隊なので、お客さまとのリレーションや社内の事務処理などを含めると、これまであまり時間を気にせずに仕事をしてきたわけです。育児中は時間を意識して基本的にノー残業で仕事を終わらせることになるので、最初は時間の使い方に苦労しました。上司と打ち合わせをして、業務運用の変更なども相談して何とかやってきたという印象です。欲を言えばこういう制度がほしい、より柔軟に制度を運用してもらいたいということも当然あります。

Y.S.

男性社員で1か月の育休を取ったのは、社内で私が2人目でした。今では半年や1年で育児休業を取得している男性社員も増えてきたと聞いています。今、育児を振り返ると、私が育休をを取得した1か月間は、その時期にしか立ち会えない貴重な経験ができる時期だったと感じていて、育休を取得して本当に良かったと思います。一方で育休取得を検討する際、キャリアや業務への不安や心配もありました。その際、上司へ相談し、後押しをしてもらえたことで安心して取得する決断ができたと思っています。今思えば、より長期間でも安心して取得できる環境だったと思っています。これから育休を取ろうと考えている男性社員には、絶対に取るべきだと自信を持って言えます。こういう制度を利用できるんだという参考例にしてもらえればありがたいですね。限られた期間でも子育てに専念してみたことで、どんなことが大変なのかを実感する貴重な経験ができたと思っています。

N.S.

復帰してすぐに以前のような働き方ができたかと言うと、全然できなくて。復帰直後は、限られた時間内で処理しようとしてミスをしたこともありました。今は同僚や上司の協力を得て、この時間以降に頼まれたことは翌日処理するといったことを決めて、当日中にやることに集中するようにしてしています。

Y.T.

自身のキャリアを継続する上で最も重要なのは、上司や同僚とコミュニケーションを密に取って、仕事をする上での認識を共有することです。責任感が強い人ほど、自分で全部やらないといけないと考えがちですが、早い段階で状況を周りに共有することで、突発的に仕事を休むことになった時などにもフォローを受けやすくなります。
今、当社ではいろいろなプロジェクトが動いていて、働き方に関するルールや制度についても、今後大きく変わっていくかもしれないと思っています。

Q多様な世代の従業員がいるなかで、会社全体としてワークライフバランスを充実させるために大切なことはどんなことだと思いますか?

Y.S.

社会人として普通はこうだ、当たり前だという暗黙のルールのようなものは、新卒の人にとっては、理解できないことがあっても当然です。ただ利用できる制度などは堂々と使っていいと私は思っています。堂々と利用するために、しっかりと様々な制度について把握することと、周囲とのコミュニケーションが大切だと思っています。

Y.T.

私たちは、社会人として会社としての従来のやり方や風土に従ってきた世代で、若手の人たちはそういったことを気にせずに行動できる立場だと感じています。多様な価値観を持っている方がいることは大切だと思いますし、制度を活用する人もその周囲の人たちもお互いに認め合うことが必要です。認め合って落としどころを決める上で重要なのは、やはりコミュニケーションですね。制度を活用する側も周囲への最低限の配慮をしてコミュニケーションをとることで、お互いに気持ちよく働くことができると思います。お互い、人としての配慮を意識することを忘れてはいけないと思います。

就職活動中の方々にメッセージをお願いします

Y.T.

就活中は制度や福利厚生などに目が行きがちですし、そういった部分である程度絞ることは必要です。ただ、最終的には働く人と人という点が重要になると思っています。OB訪問などを通して、この会社にはこんな人たちがいるんだということを実際に自分の目で見て、その結果、自分に合う合わないというのがわかるのではないでしょうか。そうしたインスピレーションは大切にしたほうがいいと考えています。自分が今までに身につけた感性を存分に発揮して、十分にコミュニケーションを取って、ここで働きたいと思う会社を見つけていただきたいです。

Y.S.

この会社は皆さん人柄がいい方々ばかりですし、社風の面でも転職してよかったと思っています。言葉で説明するよりも、実際に育児と仕事を両立させている男性社員がいる、いろいろな多様性を持った働き方、生き方をしている社員がのびのびと働けている会社だとという事実を通して、この会社を理解していただきたいと思います。

N.S.

OJTで入社1年目の後輩社員と接していて思ったのが、皆さん検索するのが早く、文章を作るのも上手だということ。ですが、いざ口に出して話すと、言いたいことがわかりにくいことがあります。自分の言葉で発信する力を高めていけば、就職活動でも評価されやすいはずです。
また、私が入社した時は、自分から先輩に声をかけてお手伝いできることはありますか、これを手伝ってもいいですかという声掛けをしましょうと先輩によくアドバイスされていたんですが、今は声を掛けられるのを待っている人が多い印象があります。周りを見て自分から動こうとする姿勢を大切にして、社会人として成長していただきたいと思っています。

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