業界のスタンダードを創る、 なくてはならない存在を志す T.K.
環境インフラ第四部
2022年新卒採用入社 総合職

Profile

2022年に法学部を卒業後、東京センチュリーに入社。以来、環境インフラ事業分野で、国内太陽光コーポレートPPA事業に従事。再生可能エネルギー電力の需要家との商談や、発電設備取得のための現地実査・完工検査、各案件の契約書の作成など、プロジェクト全体のマネジメントに携わっています。再生可能エネルギーを切り口にさまざまな業界と接点を持ち、時流に乗ったビジネスのスピード感とダイナミクスを日々感じています。

Career

2022年
環境エネルギー第一部
2023年
環境インフラ第一部
2025年
環境インフラ第四部

社員インタビュー

入社の決め手

ここなら社会に価値を生み出す、ダイナミックな仕事ができると直感

学生時代から漠然と、経済の根幹を支える金融業界に興味を持っていました。一方、就職活動を進めるうちに、「形に残る商材を扱いたい」「社会の公器として貢献している実感を得たい」という思いも、日に日に強くなっていったのです。その2つの軸が交わったのが、東京センチュリーが展開する「環境インフラ事業」でした。
他にも、銀行などの規制に縛られない「独立系」のリース会社として、事業展開の自由度が高いこと。そして、国内有数の太陽光発電アセットを保有するなど、再生可能エネルギー分野で圧倒的な実績を誇っていたことも、当社に惹かれた理由です。ここなら、自分の手で社会に価値を生み出す、ダイナミックな仕事ができると直感しました。選考過程で出会った先輩社員が、私のやりたいことに対して真摯に耳を傾け、「ここでは若手のうちから挑戦できる」と語ってくれたことも、大きな後押しとなりました。

現在の業務内容

コーポレートPPA(電力購入契約)組成の、上流から下流まで全てに関与する

入社以来、私は環境インフラ事業分野でコーポレートPPA(電力購入契約)の組成に携わっています。コーポレートPPAとは、再生可能エネルギー発電所を新たに開発し、そこで生成した電気を顧客企業へ長期にわたって供給する仕組みです。私の役割は、お客様への脱炭素ニーズのヒアリング、発電所の開発パートナーや電力の小売パートナーとの交渉、事業全体の収支計画の策定、数十年にわたる契約書の締結など、プロジェクトの上流から下流まで全てに関与しています。
この仕事は、金融・法律・電力制度など多岐にわたる知識が求められると同時に、多くのステークホルダーの間に立ち、利害を調整するコミュニケーション能力が不可欠です。私たちは、単に電気を供給するのではなく、お客様の脱炭素経営という未来への挑戦を、オーダーメイドの金融・サービスで支えています。

挫折経験や苦労した経験

前例やノウハウがない案件を、「人」と「組織力」に助けられながら完遂

最も印象に残っているのは、入社2年目に前任者から引き継いだオフサイトPPA案件です。当社初の補助金を活用した新しいストラクチャーで、社内に前例やノウハウがほぼない状態でのスタートでした。膨大な公募要領を読み解き、事業計画の妥当性を証明する申請書類を作成する日々。お客様や開発パートナー、行政と関係者が多く、それぞれの立場や要望を契約にまとめる作業は困難を極め、自分の知識不足と経験の浅さに何度も壁を感じました。
そのとき助けられたのが、当社の「人」と「組織力」です。上司や先輩は、一緒に解決策を考えてくれました。法務や財務などの専門部署も、私の相談に真剣に向き合い、プロとしての知見を提供してくれました。チーム一丸となってこの難題に挑み、最終的に補助金の採択が決まったときの達成感は、今でも忘れられません。この経験を通じて、困難な仕事ほど一人で抱え込まず、チームで立ち向かうことの重要性を学びました。

仕事のやりがい

社会課題解決の最前線にいるという自負が、日々のモチベーションに

最大のやりがいは、自分の関わったプロジェクトが新聞や業界記事に掲載される形で公表され、世の中にポジティブな影響を与えていると実感できることです。当社は若手にも大きな裁量権を与えてくれるため、「自分がこの案件を組成した」という当事者意識を持って仕事に取り組めます。また、「脱炭素」という世界共通の社会課題解決の最前線にいるという自負も、日々の大きなモチベーションです。
東京センチュリーには、FIT制度の時代から再生可能エネルギー事業を手掛けてきた歴史があります。そして、そこで培われた豊富な知見、京セラ株式会社やJFEエンジニアリング株式会社といった企業との強固なパートナーシップ、そして独立系ならではの柔軟なファイナンス組成能力があります。これらの強力なアセットを最大限に活用し、お客様にとって最適な、そして時には前例のないソリューションを自ら創り出せること。これが、当社で働く醍醐味だと感じています。

今後の目標

いずれ業界の新たなスタンダードとなるような案件を組成したい

まずは、コーポレートPPAのプロフェッショナルとして、社内外から「あなたに任せれば大丈夫だ」と信頼される存在になることが、当面の目標です。その上で、将来は「日本初」や「日本最大」といった言葉が付くような、業界の新たなスタンダードとなるような案件を組成したいと考えています。例えば、当社が開発に携わるペロブスカイトなどの次世代太陽電池を活用したPPAや、系統用蓄電池を組み合わせた新しいエネルギーソリューションなど、今後挑戦したい分野は無限に広がっています。
また、個人の成長はもちろん、私の挑戦を通じて、東京センチュリーが再生可能エネルギー業界において「常に先進的な取り組みを行う、なくてはならないプレイヤー」として、社会から認知される存在になることに貢献したいです。

ある一日のスケジュール

グループ会

課員の間で、先週の業務内容と今週の活動計画を共有します。
部署として取引する企業が多岐にわたるため、各業界での再エネニーズの情報が共有されます。

申請書作成

取り組んでいる案件の社内申請資料を作成します。
主に太陽光発電所の新規取得に関する申請が多いです。
スムーズな取引のため、テンプレートを作成し、効率的な処理を心がけています。

移動

午後からの現地調査のため、新幹線で移動します。
新幹線の車内ではメールを処理したり、業界に関するセミナーを視聴したりして過ごします。

現地調査

新規に取得する発電所候補地の現地調査を、事業パートナーと協力業者と実施します。
太陽光発電所の候補地は、すでに空き地になっている場所は少なく、耕作放棄地や竹林・樹木の生い茂る場所が多いです。
長袖と安全靴でサイトに分け入り、完成した発電所を想像しながら各種論点を確認します。

取引先との面談

協力業者様の事務所に移動し、今後のスケジュールや他案件の情報について意見交換します。

会食

事業パートナー様と会食の席をご一緒し、親睦を深めます。
発電事業は長期にわたる事業であるため、パートナー様との相互理解を深めることが重要だと考えています。

帰宅

会食を終え、新幹線で帰京します。
帰宅後は一日を振り返りつつ、改めて映画を観ながら晩酌しています。

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