イチから創る難しさを
カタチにする喜び
Y.T.
法人営業第一部
2013年新卒入社 総合職
Profile
2013年に経済学部を卒業後、東京センチュリーリースに入社。国内リース事業分野所属となり、大阪でのエリア営業からキャリアをスタート。その後東京へ転勤し、港区エリアの中堅企業担当を経た後、キャリアチャレンジ制度を利用して、大企業担当セクションへ異動。エネルギー業界をリードする有力パートナー企業と、共創ビジネスを仕掛ける。コーポレートPPA(電力購入契約)やシェアリングビジネスの立ち上げなど、業界の先駆けとなるビジネスを創出。
Career
- 2013年
- 大阪営業第二部
- 2018年
- 首都圏営業第五部
- 2021年
- 法人営業第一部
社員インタビュー
入社の決め手
私は大学のゼミで、グローバル進出する日本企業の経営戦略を研究していました。当時は、ファーストリテイリングが海外進出を加速させるなど、身近なところでもグローバル化が進んだ時代。多くの企業が異国の地でビジネスを展開していく姿を自分の目で確かめたくて、学生時代には20カ国以上を一人旅しました。そして、国境を超えてボーダーレスに経営を行う、グローバル企業に就職したいという思いを強くしました。
また、旺盛な好奇心から、多くのモノやヒトに関わりたいと考え、金融と商社を融合したような業態の東京センチュリーを志望しました。入社前に、何人かの先輩社員とお話しでき、自らのキャリアをどのように形成していくか、しっかりとイメージできました。とても気さくで親しみやすく、一生懸命で仕事への情熱も持ち合わせる先輩たちと、そこで聞いたチャレンジ精神あふれる社風に惹かれて、入社を決めました。
現在の業務内容
現在は、国内リース事業分野に所属し、大手企業を中心としたセクションを担当しています。日本を代表する有力パートナー企業と、東京センチュリーの強みを活かして、共創ビジネスを創っていくことが命題です。祖業であるリース取引のみならず、サービス・サブスクリプション・共同事業会社設立・事業投資など、銀行法上の規制のない自由なビジネスができる業態であることを活かして、あらゆる手法を用いてパートナーのニーズに応えています。
国内リース事業分野は、2万社を超える広大なネットワークを持ちながら、お客様との距離が近いことも特徴です。お客様の悩みを伺い、時に社内の専門部署と連携し、多様なソリューションをもとに主体的な立場で解決法を考える。そういったことを繰り返し、クライアントからの信頼を醸成することで、堅固なリレーションシップを構築しています。
挫折経験や苦労した経験
私は入社2年目のときに、何度も通った機械商社様から、成型機の初引き合いをいただきました。当時、大手コンビニチェーンが日本で初めてコーヒーサーバーを設置するタイミングで、アイスコーヒーのプラスチック容器を成形する案件があり、奈良県のある老舗企業様が再起を掛けてその案件を取りにいくため、最新鋭の設備投資をリースで導入するという検討事案でした。受注には設備稼働からバックキャストすると素早い審査が必要だったため、上司と一緒に徹夜で企業の分析と審査資料の作り込みを行いました。
そして、社内審査部との協議の末、最終的にリース実行との判断となり、無事に契約へつなげることができました。導入先企業様、売り主である機械商社様の双方から感謝され、2社をつなぐビジネスで社会にも貢献できたことで、苦労よりも喜びが上回ったことを今でも覚えています。
仕事のやりがい
私がやりがいを感じるのは、手掛けた仕事がカタチになり、世の中の役に立っていると実感できるときです。私がキャリアの中で手掛けてきたパートナーとのエネルギービジネスの分野、とりわけ太陽光や洋上風力、次世代エネルギーの水素といった再生可能エネルギーは、社会からの注目度が高い仕事です。手掛けた仕事が、新聞などのメディアに取り上げられることも多くあります。
実際にビジネス化していくことは、難しさもありますが、そのぶん達成感も大きいものです。身近なところでは、手掛けたプロジェクトを無事に終結させ、リース機器などが運転開始したのを目の当たりにすると、「自分が手掛けたビジネスが社会の役に立っている!」と目に見えて実感できます。こうしたことも、仕事の醍醐味の1つです。
今後の目標
当社は、2016年に「東京センチュリー」へと社名を変更しました。この背景には、トラディショナルなリースビジネスにとどまらず、パートナー企業との事業共創をはじめとした新たなフィールドに挑戦していく、という思いが込められています。私はキャリアの中で、リース営業を中核業務として経験しながら、太陽光・洋上風力・バイオマス発電関連といった再生可能エネルギー分野に深く携わってきました。そして今は、次世代エネルギーである水素の利用が普及した社会の実現に注目し、パートナーとビジネスを構想しています。
今後はリース営業で培ったファイナンス・アセットマネジメント・サーキュラーエコノミーなどの知見と、エネルギーという専門性を掛け合わせた独自のノウハウを武器にして、プロフェッショナリティを高めていきたいです。また、国内にとどまらず国境を超えたボーダーレスなビジネスを展開し、地球規模の課題解決に挑戦したいと思います。
ある一日のスケジュール
出社
余裕を持って少し早めに出社。コーヒーを飲みながら担当企業のニュースをチェック。
前日の営業で顧客と会話した内容をシステムに備忘録として残す。
社内打ち合わせ
大企業担当セクションでは、高い専門性が必要になることも多く、さまざまな部署と連携。
この日は環境インフラ部門と共同で、顧客へ太陽光を提案するための事前打ち合わせ。
ランチ
訪問先の近くでランチ。
顧客訪問
前日の打ち合わせで準備した提案のプレゼンテーション。
伝え方ひとつで印象ががらりと変わるもの。しっかりとイメージトレーニングして望む。
顧客訪問
別部署へのアポイント。
ひとつのビジネスでも多くの人から生きた情報を取ることが、商談結実の秘訣。
提案書作成
翌日以降に取得しているアポイントに向けた提案書を作成。
顧客のためにできることは全て考え、アウトプットしていく。
退社
残業する日・しない日のメリハリを付けている。何もない日は定時後に退社。